少し前に香港に行った際、空港にあるマクドナルドの発注方法が全て機械式になっていて驚いたのですが、ここベトナムでもそのような仕組みが導入され始めているので今日はそのお話です。（日本のマクドナルドでも既に導入が進んでいるようですね。）
近年、ベトナムではミルクティーが大ブームを起こしていますが、今回のお話もミルクティーのお店「KOI The」という台湾のお店でのお話です。
お店に入るとすぐ目の前にこのような機械が2台設置されています！
これこそ、セルフオーダー機！画面表示に従って操作をしていき、オーダーが完了する、という便利機能です。
ベトナムでも有名な電子決済手段「momo」にも対応をしており、支払い画面に表示されるQRコードを読み取るだけで決済が完了します。電子決済ができない場合はレシートをもって専用レジに行き会計を済まします。
後はレシートにオーダー番号が記載されていて、商品の提供状況を示す液晶画面に自分の番号が表示されるのを待つだけ、っとほぼ人が介在せずに一連の作業が完了してしまうという優れものです！
非常に便利な機能で、今後もさらなる展開が期待されるのですが、ちょっとベトナムならではの問題もあるようでして・・・
- 停電がある
近年は大分回数が減ったとは言うものの、いまだに停電が発生します。全てを電子化して従業員もそれに慣れてしまうと、いざというときに正常なオペレーションができなくなるかもしれませんね。ちなみに、先ほどご紹介したセルフオーダー機にはばっちりとUPS（停電してもバッテリーで電力が提供される装置）が付いています。
- そもそも必要？！
ここ、かなり大事な部分だと思います。今だけを見れば人件費が安い、かつ人口が増加しているここベトナム。自動化って必要なのかな？っという疑問に駆られます。私はIT関連企業の人間なので、こんなことを言ってはいけないのですが、ここはかなりジレンマがありまして、真剣に考えないといけないなと思っているわけです。難しい問題です。
要はこのようなサービスをベトナムで展開する上では、導入のための課題が「コストダウン」「人材不足」ではいけないということかと思っています。みんなが「ワクワク」するようなものであれば流行りますね！問題はあるものの、ハイテクなことはワクワクします！今後も楽しみですね！！
